デュランタの花が咲かない原因は?対処法と花を咲かせる方法も紹介!

デュランタの花は、紫や白などの小振りな花を、枝垂れた枝先に、房状に咲かせます。
風情を感じさせる、涼やかな雰囲気の花ですね。

花の後には、オレンジ色の小さな果実をつけます。
こちらも好きという方、いらっしゃるかもしれませんね。
適切なお世話をしてあげると、春から秋にかけて、長い間花を咲かせて楽しませてくれます。

デュランタは丈夫で育てやすい植物ではありますが、生育環境やお世話によっては、花が咲かないこともあります。これから、デュランタの花が咲かない原因は?対処法と花を咲かせる方法についても、ご紹介していきます。

目次

デュランタの花が咲かない原因は?

デュランタの花が咲かない場合の原因としては、主に4つの理由が考えられます。
①日照不足、②根詰まり、③肥料切れ、窒素分の多い肥料、④生育期間中の強剪定、です。
また補足として、そもそも花がつかないタイプのデュランタもあります。
順番に解説していきましょう。

①日照不足

熱帯地方が原産のデュランタは、日光を好みます。
日照時間が足りないと極端な程、花つきが悪くなります。

②根詰まり

鉢植えしている場合、デュランタは根の生長が良いため、定期的に植え替えをしないと根詰まりが起きます。
根詰まりすると、花が咲かないなど様々な生育不良が起こります。

③肥料切れ、窒素分の多い肥料

開花中は多くのエネルギーが必要です。肥料が切れると、花も咲かないようになります。
また窒素分の多い肥料は、葉ばかり生長してしまい、花つきは悪くなってしまいます。

④生育期間中の強剪定

デュランタの花は、その年に伸びた、長い枝先につきますが、
根元から切る強い剪定をした場合には、枝の生長が優先されてしまい、花つきは悪くなります。

(補足)
デュランタには、花がよくつくタイプと、
花はあまりつかず葉を楽しむタイプとがあります。

日本に渡ってきたのは、観葉植物としての、葉を楽しむタイプでした。
花つきの良いタイプは、品種改良により流通するようになりました。
購入したデュランタがどちらのタイプか、確認しておきましょう。

デュランタの花が咲かない時の対処法

デュランタデュランタの花が咲かない時の原因としては、4つの原因がありました。
それぞれの原因ごとの対処法について、説明しますが、
④剪定については次の章でも引き続き、解説します。

①日当たりの良い場所に置く

デュランタの生長には日光がとても大切です。
鉢植えの場合は、日当たりの良い場所に移動します。
地植えの場合は、植え場所の選定がとても大切です。
ただし真夏の直射日光だけは当たらないよう移動するか、日除けが必要です。

②鉢植えは1〜2年おきに植え替えする

根詰まりを防ぐために、1〜2年おきでの植え替えが必要です。
判断基準は、鉢の底から根が見えるかどうかと、
水はけが悪い場合も、根詰まりが疑われます。
4月〜5月に実施しましょう。

③リン成分の多い液体肥料を、1〜2週間おきに与える

開花のためのエネルギー補給として、速効性の高い液体肥料を与えます。
窒素分が多いと花が咲かないので、リン成分が含まれたものにしましょう。

④生育期間中の強剪定は避ける

強剪定をした枝は、その年は花は咲かないようになります。
ただし、翌年以降であれば、管理が適切であれば花が咲くようになります。
生育期間中に、伸びた株を整えたり、小さくしたい時は、
枝の半分程度までの剪定にします。
また、花を咲かせるためのデュランタの剪定方法について、次の章でご説明したいと思います。

デュランタの花を咲かせる方法

デュランタデュランタの花を咲かせるには、剪定による対処方法がありますので、ご紹介します。

・花が咲き終わった後、花も含めた枝の先端を剪定する

花のすぐ下、枝の先端から10cm程度の剪定を、一つ一つの花に対して、花がら摘みも兼ねて、行います。脇芽が出てきて、また花を咲かせることが出来るのと、花の数も増やせます。

デュランタの花柄摘みは1週間に1回ほどの頻度で行いましょう。
液体肥料の施しを、この剪定の後に行うと効果的です。

強剪定ではなく、枝の先端の剪定が有効なのは、デュランタの次のような特徴が理由です。

デュランタの花のつき方として、その年に伸びた枝の先につける、という特徴がありますし、枝数が多くなると、花の数も増えます。

また栄養生長という特徴もあり、強く剪定すると、植物にとっての栄養器官にあたる枝葉の生長が優先され、生殖器官である花の生長は後回しになってしまいます。

花を咲かせるために、弱い剪定は有効でも、強い剪定では効果がないのは、このためです。

また剪定で花を咲かせるためには、前提として、前の章で対処法として解説したような、
管理を行っていることが大切です。改めてまとめると、次のとおりです。

・日当たりの良い場所で管理する
・花の時期は、窒素分ではなく、リン成分の多い液体肥料を1〜2週間おきに与える
・根詰まりしないよう、1〜2年おきに植え替えをする

デュランタの上手な育て方

デュランタこれまで、花を上手に咲かせるための、デュランタの育て方を解説してきました。
改めて、デュランタの上手な育て方について、まとめてみます。

・置き場所、植え場所

デュランタは熱帯地方が原産です。日当たりの良さが、上手に育てるために大切です。
真夏の直射日光だけは、移動か日除けで避けましょう。葉焼けを起こします。

・土

水はけの良い土を好みます。
鉢植えは、小粒赤玉土7割、腐葉土3割がおすすめです。
小粒赤玉土を6割にして、川砂1割を加えるのも良いです。

地植えは、腐葉土と、元肥となる完熟堆肥を混ぜ混んで、植え付けます。

・水やり

鉢植えは、土の表面が乾いてから、鉢底から水が流れる程の量を与えます。
花の時期は朝夕2回、必要なこともあります。土の乾燥具合で判断しましょう。
地植えは、乾燥が激しくなければ、降雨で十分です。

水が花にかかると、枯れる原因になるので、注意しましょう。

・肥料

鉢植えならば、生育期間中の春から秋は、緩効性の固形肥料を2ヶ月置きに、
花の時期は、花後の剪定の後、即効性の液体肥料も与えます。頻度は1〜2週間置きです。

地植えならば、4月と9月に骨粉入りの固形油粕などを与えます。
冬の施肥はどちらも不要です。

・剪定

花の後、花の付け根ごと剪定します。また花が咲き、数も増やせます。
形を整えるために適宜、剪定して構いませんが、生育期間中は枝の半分ほどにしましょう。
枝の根元から切るような強い剪定は、春先か冬前に行いましょう。

まとめ

以上、デュランタの花が咲かない原因は?対処法と花を咲かせる方法も紹介!の記事でした。

デュランタは、株自体は元気に大きく育っていても、花が咲かないことがあります。
花を咲かせるためと、大きく育てるためでは、必要となる生育環境は変わらなくても、
対処法がやや異なります。その主なものは、時期に応じた剪定です。

生育期間中の強剪定は、枝葉はよく育っても、花が咲かない原因となってしまいますが、
花後の剪定を行うことで、デュランタは長くたくさん花を咲かせて、楽しませてくれます。

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