クレマチスの花が咲かない原因と対処法は?育て方や増やし方も解説!

クレマチスの花が咲かない原因と対処法は?育て方・増やし方も解説!

クレマチスを育てている方で、上手く育たない、花が咲かないとお困りの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

花を咲かせる植物を育てる醍醐味は、やはり花を楽しむこと。

クレマチスは「つる性植物の女王」と呼ばれ、細いつるに鮮やかで大きな花が魅力的です。

クレマチスは花の色や形、開花時期も品種によって様々です。

多年草植物で、毎年花を楽しむことが出来る植物です。そんなクレマチス、花が咲かないままだったら、とても悲しいですよね。

Ponny
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今回は、クレマチスの花が咲かない原因と対処法について、育て方と増やし方も一緒に、 解説していきます。
目次

クレマチスの花が咲かない原因と対処法は?

クレマチスの花が咲かない原因は、剪定を誤っている場合が多いです。

花のつき方が品種により異なり、適切な剪定も変わります。

植え替えで根が傷ついた、水や肥料切れ、日照不足なども原因の場合もありますが、剪定が品種に合った方法ではないことが、原因の場合が多いようです。

花のつき方は3種類、旧枝咲き、新枝咲き、新旧枝咲き、となります。
さらに開花時期も、年に一回、主に春咲く一季咲き、春から秋にかけて何度も咲く四季咲きがあります。

・旧枝咲き

前年に伸びた枝が春、再度伸びたところに花をつけます。

先端から2節程の剪定を、 開花シーズン直後に行います。

四季咲きの場合、一つの花が咲き終わる毎、花首から1〜2節程剪定すると、次の花が咲きやすくなります。これは他の2タイプでも同様です。

・新枝咲き

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その年に新しく伸びた枝に花をつけます。

一季咲きは生え際から2〜3節を残して、四季咲きなら半分程残して剪定を、開花シーズン直後に行います。

そして休眠中の2〜3月にも、生え際から2〜3節を整えるように剪定します。

四季咲きの場合は、旧枝咲きと同様に、花後の剪定も必要です。

・新旧枝咲き

前年に伸びた古い枝から、その年に新しく枝が伸びて花をつけます。

開花シーズン中に一つの花が咲き終わる毎に剪定が、このタイプはより大切です。

花首から1〜2節程を剪定します。そして地上部が枯れる休眠期に、新芽の出ていない枝を切ります。

クレマチスの花が落ちる原因と対処法は?

クレマチスの花

クレマチスの品種が、一季咲きで冬に咲くタイプの場合、花がつぼみのまま咲かずに落ちる、という現象が起こることがあります。

冬咲きクレマチスの花が、咲く前につぼみのまま落ちる主な原因は、冷たい風もしくは暖房の風当たりによる乾燥、日照不足、急激な温度変化の3つが考えられます。

それぞれの対処法について、解説します。

・冷たい風、もしくは暖房の風当たりによる乾燥

クレマチスは耐寒性が高く、マイナス10度まで耐えることが出来ますが、風当たりによる乾燥は、花がつぼみのまま落ちる原因となります。

対処法は、 戸外の場合は風が当たらない場所で管理、もしくは風除けを設置することです。

風と同様に、霜にも当たらないようにしましょう。

室内にクレマチスを取り込んで管理する場合は、無暖房の部屋で管理します。

クレマチスの耐寒性の高さと、他2つの花が落ちる原因への対処法を考慮すると、冬咲きクレマチスの管理は、室内よりも、日当たりの良い戸外で行うことがおすすめと言えるでしょう。

・日照不足

クレマチスは、半日以上、日光が当たる場所で管理しましょう。

室内の場合でも、明るい窓際など日光が十分に当たる場所に置く必要があります。

・急激な温度変化

置き場所を頻繁に変えず、一定の場所での管理をすることです。

寒い戸外から急に暖かい室内に入れる、またはその逆といった、
激な温度変化には、クレマチスは弱い植物です。

クレマチスの上手な育て方は?

クレマチスの花

クレマチスの上手な育て方について、まとめていきますね。

・植え付け

クレマチスの植え付けは1年中可能ですが、休眠中の12~2月中旬頃が最も適期です。寒冷地では、厳冬期を避けます。

・置き場所、植え場所

日当たりと風通しの良い場所を好みますが、真夏の直射日光には弱いです。

西日の当たらない場所を選ぶか、日除けを置きましょう。

クレマチスは繁殖力旺盛が強く、育て方にも影響してきます。

地植えの場合、他の植物と十分な間隔を空けましょう。
鉢植えの場合、根が鉢底から地中まで伸びてしまうので、地面に直置きせず、レンガやコンクリート板などの上に置きます。

つるも伸びて方々に絡みつくので、フェンスやネット等でつるを誘引します。

誘引しやすい場所を選ぶのも育て方のコツの一つです。

・水やり

クレマチスを地植えにしている場合は、乾燥が激しい時以外は不要です。

鉢植えの場合は、つぼみが出来始めて花が終わるまで、多くの水が必要です。真夏は朝夕2回、必要なこともあります。

土の表面が乾いてから、鉢底から流れる程たっぷりと与えます。冬は乾いたら与えます。

・肥料

真夏の株が弱る時期以外は、緩効性肥料を月に2回、液体肥料を週間に1回、与え続けます。

・剪定

花が咲かない原因でご紹介したように、クレマチスの育て方でとても大事なのが、品種に合った剪定です。

怠ると種子が出来て栄養分が使われ、花が咲かなくなります。

・植え替え

鉢植えの場合、根詰まりを防止で、2年に1回程、必要です。
クレマチスは根の回復力が弱いので、傷つかないよう丁寧に扱いましょう。

クレマチスの増やし方は?

クレマチスの花

クレマチスの増やし方としては、挿し木、株分け、取り木といった方法があります。

一番おすすめなのは、挿し木による増やし方です。

・挿し木

生育期間中の5月〜8月に、その年に伸びた新しいつるを2節分程切り取り、葉を上2〜3枚だけ残して取り除きます。

土に挿す前に、切り口をルートンなど発根剤につけると、成功率が上がります。

クレマチスの挿し木に適している土は、赤玉土、鹿沼土、パーライトなどです。

割り箸などで穴を空け、 下の節まで土に埋めます。挿し木同士の葉は重ならないようにします。

管理場所は、明るくて直射日光は当たらない場所を選びましょう。

・株分け

クレマチスは根が傷つくと生育不良を起こすので、枯れるリスクの高い増やし方です。休眠期の2〜3月に行います。

株を掘り上げたら、根についた土を水洗いして落とし、丁寧に分けます。無理に裂くのは禁物ですが、繋がっている部分はハサミやナイフで切って大丈夫です。

葉は全て剪定し、根を崩さないように植え替えます。

・取り木

発根まで時間が掛かる上、一度で大量に増やすのは難しい増やし方です。

生育時期の5月〜8月、今年伸びた新しいつるを地面に倒して土をかけます。針金などで固定しても良いでしょう。

2ヶ月程で発根しますが、掘り返して植え替えをするのは、 翌年2月頃まで待ちます。

クレマチスの花が咲かない原因と対処法は?育て方や増やし方も解説!まとめ

クレマチスの花

以上、クレマチスの花が咲かない原因と対処法、育て方と増やし方についての解説でした。

クレマチスを育てるには、剪定がとても大切です。

品種にあった適切な剪定がされていないことが、花が咲かない原因のほとんどです。

ご自身が育てている品種を把握して、適切な剪定をすれば、花が咲かない状況を防ぐこと、そこから回復して新たに花を咲かせることが出来ます。

剪定を始め、クレマチスの特性に合った育て方をしていれば、何年もの長い間、クレマチスはその花で見る人を楽しませてくれると思います。

次の記事ではクレマチスの地植えのやり方を公開しているので興味のある方はどうぞ!

→クレマチスの地植えの仕方は?

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