クレマチスの地植えの仕方は?土と肥料や間隔なども紹介!
クレマチスは、鉢植えも地植えも出来る植物です。
地植えにした場合、フェンスやアーチなどに絡ませて仕立てるのはもちろん、地面に這わせてグランドカバーとして楽しむことも出来ます。
地植え出来るつる植物ならではの、楽しみ方ではないでしょうか。
クレマチスは、地植えに適した場所を選べば、地植えで育てる方が、鉢植えでの仕方よりも、水やりが少なくて済むなど、手がかからないようです。
とは言え、地植えの仕方を間違ってしまうと、もちろん上手く育ってくれません。
これから、クレマチスの地植えの仕方について、土と肥料や間隔なども含めて、解説していきます。
クレマチスの地植えの仕方は?
クレマチスの地植えの仕方は、植える場所が決まったら、まず穴を掘ります。
直径、深さともに40cm以上の穴が必要です。苗よりも二回りは穴が大きくなるように掘ります。
苗を植える前に、穴の底には有機物(腐葉土、ピートモス、バーク堆肥)を混ぜた土、もしくはクレマチス専用土を入れます。
クレマチス専用土を使う時は不要ですが、緩効性固形肥料も一緒に入れます。
穴の半分程度まで埋まったところで、クレマチスの苗を植えます。
クレマチスの苗を植える時の仕方で大切なのは、根鉢を崩さないことと、深植えにすることです。
根は回復力が弱く、傷つくと枯れてしまう原因になります。
つる2節分は深く土に埋めるのがポイント!
つる2節分は深く土に埋めれば、その部分からも発根し、芽も新たに出てきて、根もつるも増えます。
こうして苗を植えたら、残りの土を隙間を埋めるように戻して、水やりします。
水が引いたら、株の根元の土を3cm程盛ると、水はけが良くなります。
ここまでがクレマチスの地植えの仕方です。
クレマチスは地植えの仕方以上に、地植えをする場所の選定が、とても大切になります。
移植を嫌うので、植え替えができません。
植え替えの必要がない、クレマチスが好む日当たりと風通しの良い場所を選んでおきましょう。
植える時期としては、休眠期に当たる12月~2月頃が、苗を痛めないので、おすすめです。
4.5号以上の大苗など、ある程度育っている苗が、地植えには向いています。
クレマチスを地植えにする時の間隔はどれくらい?
クレマチスを地植えする時は、他の植物とは出来るだけ間隔を空けて、離して植えることが大切です。
クレマチス同士の場合も同じで、一株単独で、地植えするようにします。
地植えする時には、穴のサイズとして直径、深さともに40cm程、掘る必要があります。
他のクレマチスや、他の植物との間隔は、50cm程度、空けて植えます。
クレマチスの系統、品種にもよりますが、少なくとも30cmは間隔が必要です。
場所に限りがあって、このような間隔を確保するのが難しい場合もあると思います。
クレマチスの近くに、同じクレマチスも含めて他の植物を植える場合は、仕切り板や、直径30cm程の塩ビ管を地面に入れます。
その内側にクレマチスを植えるようにすれば、根が周囲に侵入するのを防ぐことができます。
十分なスペースがない場合は鉢植えがおすすめ
もしくは、十分な広さが確保できない時は、地植えをあきらめて鉢植えにするという選択肢も検討してみましょう。
なぜ地植えにする時に、そこまでの間隔が必要なのかというと、クレマチスが成長旺盛であることが関係しています。
植え場所に無事根ついたクレマチスは、強い繁殖力を発揮します。
つるがどんどん伸びていき、地上部のつるの広がりと同じように、根も地中で広がっていきます。
地面の下で、根を伸ばす場所の奪い合い、栄養の奪い合いが起こります。
つるも同じで、他の植物の場所や日光、水分を吸い取り、枯らせてしまうことになりかねないのです。
クレマチスの地植えに最適な土とは?
クレマチスの地植えに最適な土は、弱酸性から中性の土です。酸性度の強い土は嫌います。
そして堅い土よりも、柔らかい土の方が適してします。
深く掘っていっても柔らかいままで、弱酸性から中性の土が、クレマチスの地植えには最適です。
地植えの場合は、土質はあまり選ばず、日当たりと風通しの良さの方が、重視されますが、鉢植えする時に選ぶような、水もち、水はけ、肥料もちが良い土は、地植えでも適してします。
クレマチス専用培養土も市販されているので、それを使うのが最も簡単でしょう。
自分で配合する場合、硬質赤玉土4割、硬質鹿沼土3割、完熟腐葉土またはバーミキュライト3割がおすすめです。
全てに当てはまる場所があれば良いですが、限られた場所で条件が全部揃うのも、なかなか難しいかもしれません。
土壌改良を試してみるのも○
もし選ぶ場所に限りがある場合、元々ある土をクレマチス好みの土になるよう、改善するという方法もあります。
酸性度の中和には、苦土石灰が使えます。水はけを良くするには、軽石や腐葉土を土に与えることで、改善できます。
反対に砂質などで、水はけが良すぎて水もちが悪い土には、バーミキュライトを土に混ぜ込みます。
使用のタイミングは、いずれも同じで、地植え用に掘った穴に土を埋め戻す時です。
地植え穴に土を戻す時、まず有機物や肥料を混ぜ込んだ土を戻しますが、肥料などと一緒に混ぜ込みます。
クレマチスを地植えにした時の肥料の与え方は?
クレマチスは肥料を好む植物で、肥料食いと呼ばれている程です。
つるを充実させて、花をたくさん咲かせるために、地植えにした時でも肥料が欠かせません。
生育期の前後と、最初の植え付けの時、緩効性の有機肥料を与えて、生育期には速効性の高い液体肥料を、薄めて与えます。
植え付け時の施肥は、掘った穴に戻す土に、肥料を混ぜ込んで一緒に戻します。
ただしクレマチス専用土を使う場合は不要です。注意点は、根に肥料が触れないようにすることです。
肥料焼けといって、反対にクレマチスが弱ってしまうからです。肥料は根よりも深い、底に戻す土に混ぜ混んで、根の周囲に戻す土には含めないようにします。
次の開花に影響するので肥料は必ず与えましょう!
使う肥料は、リン酸分、カリ分を多く含む、油かすや骨粉などの有機系肥料、それから完熟の馬ふん堆肥です。
同じものを、生育期の前後の、9月下旬から10月下旬までと、3月にも与えます。どちらも次の開花に影響します。
9月下旬から10月下旬にかけての施肥は、休眠期を控えるクレマチスの耐寒性を増します。
つるが充実し、春の新芽の生育を良くすることができます。
3月は芽が吹き出し始める頃なので、施肥をすることで、新芽の生育を良好にする効果があります。
4月から9月の生育期には、液体肥料を500倍に薄めて、2週間に1回ほど与えます。
生育期中であっても、暑さの厳しい時期と、梅雨時の過湿期は株自体が弱っているので、肥料は与えません。休眠期の冬も同様です。
クレマチスの地植えの仕方は?土と肥料や間隔なども紹介!まとめ
クレマチスの地植えの仕方!土と肥料、間隔なども紹介!をしてきました。
クレマチスは、最初の地植えの仕方がとても大切になります。
根を傷つけないよう、大きな植え穴を掘る必要があります。
植え付けの時の土壌改良や、その繁殖力の強さで、他の植物を駆逐しないよう、十分な間隔も必要です。
植え替えが出来ない植物なので、クレマチス好みの場所を選ぶこともとても重要です。
地植えの仕方は、最初は必要なことが多くありますが、一度根つけば、地植えしたクレマチスは、どんどんつるを伸ばして大きく育ってくれますよ。
クレマチスの植え替えの時期はいつ頃でしょうか?
次の記事にて紹介しているのでぜひ、よんでくださいね。