夏のガーデニング

クレマチスの植え替え時期はいつ?鉢植え・地植えの植え替え方法も紹介!

クレマチスの花

手入れしているクレマチスが大きく育ってきて、そろそろ植え替えを検討している、という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

クレマチスは繁殖力の旺盛な植物ですから、きちんとお世話してあげれば、どんどん大きく育ちます。一方で根はとてもデリケートで回復力が弱く、移植は苦手とされています。

植え替えを成功させて、より長く楽しみたいですよね。

Ponny
Ponny
今回はクレマチスの植え替え時期はいつなのか、そして鉢植えと地植え、両方の場合の植え替え方法について、ご紹介します。

クレマチスの植え替え時期はいつ

鉢植えクレマチスの場合、植え替えが必要かどうかの判断基準として、鉢底から根が出ているかどうかを確認しましょう。

クレマチスは繁殖力が強く、根がどんどん伸びて行きますので、そのままにしておくと根詰まりを起こして枯れてしまいます。

根が鉢底から出ていることが確認できたら、植え替えが必要な時期です。頻度としては、2年に1回は植え替えが必要な場合が多いようです。

では植え替えが必要と決まったら、1年のどの時期に行うのが良いのでしょうか。

クレマチスの植え替えは一年中可能!

クレマチスは植え付けと同じく、植え替えも1年中可能とはされています。

それでも、成功率を上げるためには、推奨される時期、反対に控えておいた方が良い時期とがやはりあります。

推奨される時期としては、葉を落として休眠している、冬の間です。休眠の始めの時期よりも、休眠の末期の方がよりおすすめとされています。

2月中旬~3月初旬が休眠末期とされています。なお、寒冷地の場合は、厳冬期は避けましょう。

この時期は、クレマチスが葉を落としていて、蒸散で失われる水分が少なく、クレマチスの状態が安定しています。芽ができ始めると、クレマチスの活動が活発になり始めるので、その前に実施しておきましょう。

この他の時期は、植え替えに不向きな時期となります。基本控えておいた方が良いでしょう。特にクレマチスが葉をつけている時期と高温期は、植え替えはやめておきましょう。

クレマチスの鉢植えの植え替え方法

クレマチスの花では次に、クレマチスの鉢植えの植え替え方法についてご紹介していきますね。

①まず、今の鉢より一回り大きな鉢を用意します。

1つの鉢に複数のクレマチスや、他の植物と一緒に植えずに、1株のみの鉢植えにします。

②土を入れる前に、鉢底に軽石を敷き詰めると水はけを良くすることが出来ます。それから土を入れていき、半分近くまで入れ終えたところで、元の株からクレマチスを移します。

クレマチスを元の鉢から抜き出す時、そして新しい鉢に移す時も、根を痛めないよう、特に太い枝は傷つけないよう用心しましょう。

③根に前の鉢植えの時の土がついていますが、取らないまま、また根鉢も崩さずに、新しい鉢へ植え替えます。隙間を埋めるようにして、新しい土を入れていきましょう。

クレマチスの植え替えのポイント

新しい土に入れる時に、深植えにすることが、鉢植えの植え替えを成功させるポイントです。

クレマチスの根元から1~2節程上の部分も、土に埋めます。

その部分からも発根して、根を増やすことができます。芽も生えてきて、株元から新しい枝となって地上に立ち上がり、株全体の枝も増えます。

また立ち枯れ病という、クレマチスに多い病気の予防にもなります。

土入れが終わったら、水をたっぷりと与えます。植え替え直後で、根と土がまだ馴染んでいないのを、密着させる効果があります。

植え替え直後の水やりが済んだら、乾燥したら水を与える程度に抑えます。水の与え過ぎは過湿状態となり根腐れを引き起こしてしまうからです。

水やりの後は、元肥として緩効性肥料を与えますが、市販の培養土を使う場合には不要です。

クレマチスの地植えの植え替え方法

クレマチスの花地植えクレマチスの場合、植え替えは基本出来ない、と考えておいた方が良いでしょう。

もし地植えの植え替えでも、成功する可能性があるのは、
植えてから年数が経っていない場合です。

クレマチスは周辺に根をどんどん伸ばしていきますが、直根性もあるので、地中深く真っ直ぐに、根を伸ばしていきます。

根を傷つけないように掘り上げて、また埋め戻すのは、とても難しいと言えます。

地植えのクレマチスをより長く育てていくために大切なのは、植え替えよりも、植え場所の選定を適切に行うことです。

最初に地植えする時、植え替えの必要がない場所を選ぶようにしましょう。

地植えのクレマチスを植え替える時のポイント

もし、地植えクレマチスの植え替えがどうしても必要になった場合、掘り上げる時は、周辺に根が広がっている可能性があるため、株から少し離れた位置から、深く掘っていきます。

掘り上げた後は、鉢植えの植え替えと手順は同じです。今度は植え替えの必要のない場所を選びましょう。

生育環境として適しているのは、日当たりと風通しがよく、水はけの良い場所です。水はけは、地中に小粒の軽石を混ぜたり、高植えすることで改善可能です。

また、他の植物との距離が、十分に空いている場所であることも、必要です。

もし周囲に別の花を植えている場所しかない時は、クレマチスの根が侵入するを防ぐために、地面に仕切り板を入れましょう。

クレマチスの植え替えにおすすめの土

クレマチスの花クレマチスの植え替えにおすすめの土は、植え付けに適した土と同じものになります。

クレマチスが好む土は、水はけ、水もち、肥料もちの良い土、そして弱酸性から中性の土です。酸性の強い土は好みではなく、生育不良になることもあります。

市販されている花用の土には、クレマチス専用培養土が市販されています。最も簡単な方法としては、専用培養土を使うことです。

市販のものでクレマチス専用ではない培養土でもそのまま使えますが、少量の赤玉土、完熟腐葉土を混ぜると、よりクレマチスの好む土を作ることが出来ます。

クレマチスの植え替え用の土の配合

自分で植え替えの土を作る場合、おすすめの配合は次のとおりです。

硬質赤玉土の小粒または中粒4割、硬質鹿沼土の小粒または中粒3割、完熟腐葉土3割です。もしくは、硬質赤玉土5割、腐葉土3割、バーミキュライト2割もおすすめです。

自分で配合して土作りをする時は、元肥として緩効性肥料などを含めることも、忘れないようにしましょう。

市販の培養土の場合は、元から肥料が含まれているので大丈夫です。

地植えする場合には、クレマチスが好むような水はけ、酸性度の調整が必要な場合もあります。小粒の軽石で水はけを、苦土石灰で酸性度の調整が可能です。

植え替えの時、地中にこれらを混ぜて、調整を行います。水はけについては、高植えにすることでも改善出来ます。鉢植えの場合でも、鉢底に軽石を敷くのがおすすめです。

まとめ

クレマチスの花以上、クレマチスの植え替え時期はいつ?鉢植え・地植えの植え替え方法について、ご紹介でした。

地植えの場合は、しなくても済む場所を選ぶことの方が、時期や方法よりも重要です。

鉢植えの場合、クレマチスを長く育てるために、植え替えは必要な作業です。植え替えをしないままでいると、鉢の中で根詰まりを起こして枯れてしまいます。

一方で植え替えは根を痛めやすい作業でもあります。クレマチスの根は回復力が弱く、傷つくと生育不良となり、枯れてしまうこともあります。

植え替えに適している時期を選ぶことと、根を傷つけないよう丁寧な作業が必要です。

良い時期に、適切な方法で植え替えをすることで、少しでも長くクレマチスを楽しめるようになると良いですね。