シンビジウムはどんな花ですか?育て方は?




シンビジウムは、洋ランの中でも人気の高い花です。

シンビジウムはどんな花なのでしょうか?

また、シンビジウムの育て方はどうすれば良いのでしょうか?

この記事では、シンビジウムの特徴や種類、そして育て方のポイントを詳しく解説します。

目次

シンビジウムの特徴と種類

シンビジウムの特徴

シンビジウムは、東南アジアやオーストラリアなどの熱帯から亜熱帯に分布するラン科の植物です。

シンビジウムは、葉が細長く、花茎が長く伸びて、多数の花を咲かせます。

花の色は、白や黄色、ピンク、赤など様々で、花びらには斑点や縞模様が入ることもあります。

花の形は、星型や蝶型など様々で、花の大きさも2~10cm程度と幅広いです。

花の香りは、甘いものやスパイシーなものなど様々で、花持ちも良く、1~2ヶ月も楽しめます。

シンビジウムの種類

シンビジウムには、約60種類の原種と、その交配種があります。

原種は、自然界に存在する種類で、花の大きさや色、形などが多様です。

交配種は、原種や他の交配種を掛け合わせて作られた種類で、花の大きさや色、形などが改良されています。

シンビジウムの種類は、大きく分けて以下の3つに分類されます。

  • ミニチュア系:花の大きさが2~4cm程度の小型のもので、花茎が短く、鉢植えに適しています。花の色は、白や黄色、ピンクなどが多く、花びらには斑点や縞模様が入ることが多いです。花の形は、星型や蝶型などがあります。花の香りは、甘いものやスパイシーなものなどがあります。
  • スタンダード系:花の大きさが5~8cm程度の中型のもので、花茎が長く、切り花に適しています。花の色は、白や黄色、ピンク、赤などが多く、花びらには斑点や縞模様が入ることが多いです。花の形は、星型や蝶型などがあります。花の香りは、甘いものやスパイシーなものなどがあります。
  • ノベルティ系:花の大きさが8~10cm程度の大型のもので、花茎が長く、切り花に適しています。花の色は、白や黄色、ピンク、赤などが多く、花びらには斑点や縞模様が入ることが多いです。花の形は、星型や蝶型などがあります。花の香りは、甘いものやスパイシーなものなどがあります。

シンビジウムの育て方のポイント

シンビジウム 水やり

水やり

シンビジウムの水やりは、土の表面が乾いたらたっぷりと行うことがポイントです。

水やりの回数は、季節や気温によって変わりますが、一般的には夏は2~3日に1回、冬は1週間に1回程度が目安です。

水やりの際は、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。

また、水は常温のものを使い、直射日光の当たる時間帯は避けてください。

温度

シンビジウムの温度は、昼間は15~25℃、夜間は10~15℃に保つことがポイントです。

シンビジウムは、昼夜の温度差が大きいところで育てると花芽が出やすくなります。

夏は日陰に移動させたり、冬は室内に取り込んだりして、温度を調節してください。

また、温度の変化には徐々に慣らしてください。

日光

シンビジウムの日光は、直射日光を避けて、散光の当たる場所で育てることがポイントです。

シンビジウムは、明るい日陰が好きな花です。

日光が強すぎると葉が焼けて花芽が出にくくなります。

逆に、日光が不足すると葉が伸びて花芽が出にくくなります。

東向きや西向きの窓辺が適しています。

また、季節や気温によって、日光の強さや時間が変わるので、注意してください。

肥料

シンビジウムの肥料は、液体肥料を水やりの際に与えることがポイントです。

シンビジウムは、肥料を与えると花芽が出やすくなります。

肥料の種類は、窒素、リン酸、カリウムの比率が1:1:1のものが適しています。

肥料の量は、肥料の説明書に従ってください。

肥料の回数は、季節や気温によって変わりますが、一般的には夏は2~3週間に1回、冬は1~2ヶ月に1回程度が目安です。

肥料の際は、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。




シンビジウムの育て方のポイントをもう少し詳しく説明

シンビジウム 育て方

夏の高温に注意する

  • シンビジウムは、夏の高温に弱く、35℃以上になると生育が停滞し、花芽が出にくくなります。
  • そのため、夏は日陰に移動させたり、風通しを良くしたり、水やりを適切に行ったりして、高温ストレスを軽減させる必要があります。
  • 水やりは、土が乾いたらたっぷりと与えますが、水やりの時間帯は朝か夕方にし、昼間は避けます12
  • また、水は常温のものを使い、葉や花にかからないように気を付けます。

 こまめに芽を摘み取る

  • シンビジウムは、茎の付け根から新しい芽を出しますが、これらの芽は必要以上に増やさない方が良いです。
  • 芽が多すぎると、株が混み合って風通しが悪くなり、病気や害虫の発生につながります。
  • また、芽が多すぎると、栄養が分散されて花芽が出にくくなります。
  • そのため、芽かきという作業で、不要な芽を摘み取る必要があります。
  • 芽かきの適期は、9月頃で、1本の茎に1~3個の芽を残し、残りの芽はカットします。

生育期に肥料をしっかり与える

  • シンビジウムは、生育期に当たる春から秋にかけては、肥料をしっかりと与えることがポイントです。
  • 肥料を与えると、株が元気に成長し、花芽が出やすくなります。
  • 肥料の種類は、窒素、リン酸、カリウムの比率が1:1:1のものが適しています。
  • 肥料の量は、肥料の説明書に従ってください。
  • 肥料の回数は、季節や気温によって変わりますが、一般的には夏は2~3週間に1回、冬は1~2ヶ月に1回程度が目安です。
  • 肥料の際は、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。

以上が、シンビジウムの育て方のポイントの深堀りとなります。

シンビジウムはどんな花ですか?育て方は?

シンビジウムの特徴や種類、そして育て方のポイントを紹介しました。

シンビジウムは、環境に合わせて育てると美しい花を咲かせてくれます。

シンビジウムはどんな花なのか、育て方はどうすれば良いのかを参考にして、シンビジウムのお世話を楽しんでください。

シンビジウムを実際に育てている女性方の口コミ・体験をネットで検索 参考にどうぞ

私は、シンビジウムを鉢植えで育てています。シンビジウムは、洋ランの中でも丈夫で育てやすいと聞いて、初めて挑戦しました。

最初は、花屋さんで買ってきた大きな花を咲かせたものでしたが、その後は、小さな花を咲かせるミニチュア系のシンビジウムにも挑戦しました。

どちらも、とても華やかで長く楽しめました。

シンビジウムの育て方は、基本的には、日当たりの良い場所に置いて、土が乾いたらたっぷりと水やりをするだけです。

冬は、室内に取り込んで、日中は日の当たる窓辺に置きます。

花芽が出るためには、昼夜の温度差が必要なので、夜は窓を少し開けて温度を下げるようにしています。

肥料は、液体肥料を水やりの際に与えています。肥料の種類は、窒素、リン酸、カリウムの比率が1:1:1のものを使っています。

シンビジウムは、病気や害虫にも強いですが、時々、ハダニやアブラムシにやられることがあります。

そのときは、殺虫剤を使って対処しています。

また、根が鉢からはみ出してきたり、花が咲かなくなったりしたら、植え替えをします。

植え替えの際は、枯れた根や黒くなった根を切り取って、バークや軽石などの排水性の良い用土に植え替えます。

シンビジウムは、初心者でも育てやすいランだと思います。

色や形のバリエーションも豊富で、見ているだけで癒されます。

シンビジウムに興味がある方は、ぜひ挑戦してみてくださいね。

シンビジウムはどんな花ですか?育て方は?まとめ

シンビジウムは、洋ランの中でも人気の高い花で、色や形のバリエーションが豊富です。

シンビジウムの育て方は、水やり、温度、日光、肥料の4つのポイントに注意すれば、初心者でも育てやすいです。

シンビジウムは、環境に合わせて育てると美しい花を咲かせてくれます。




→シャコバサボテンの葉摘み春と秋の葉摘みの違いと注意点と体験談




目次
閉じる