シンビジウムは、洋ランの中でも人気の高い花です。
しかし、シンビジウムに花芽が付かないという悩みを持つ方も多いのではないでしょうか?
シンビジウムに花芽が付かない理由は、主に水やりや温度、日光、肥料などの環境要因によるものです。
この記事では、シンビジウムに花芽が付かない理由と対策、そして花芽を付けやすくする方法を詳しく解説します。
シンビジウムに花芽が付かない理由と対策
水やりが不適切な場合
シンビジウムに花芽が付かない理由の一つは、水やりが不適切な場合です。
シンビジウムは、乾燥に強い花ですが、水やりが不足すると根が傷んで花芽が出にくくなります。
逆に、水やりが過剰になると根が腐って花芽が出なくなります。
対策としては、土の表面が乾いたらたっぷりと水やりをすることです。
水やりの回数は、季節や気温によって変わりますが、一般的には夏は2~3日に1回、冬は1週間に1回程度が目安です。
水やりの際は、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。
また、水は常温のものを使い、直射日光の当たる時間帯は避けてください。
温度が不適切な場合
シンビジウムに花芽が付かない理由のもう一つは、温度が不適切な場合です。
シンビジウムは、昼夜の温度差が大きいところで育てると花芽が出やすくなります。
しかし、温度が高すぎると花芽が出にくくなります。逆に、温度が低すぎると花芽が出なくなります。
対策としては、温度を適切に管理することです。
シンビジウムは、昼間は15~25℃、夜間は10~15℃の温度が適しています。
夏は日陰に移動させたり、冬は室内に取り込んだりして、温度を調節してください。また、温度の変化には徐々に慣らしてください。
日光が不適切な場合
シンビジウムに花芽が付かない理由のさらにもう一つは、日光が不適切な場合です。
シンビジウムは、明るい日陰が好きな花です。日光が強すぎると葉が焼けて花芽が出にくくなります。
逆に、日光が不足すると葉が伸びて花芽が出にくくなります。
対策としては、日光を適切に与えることです。
シンビジウムは、直射日光を避けて、散光の当たる場所で育てると良いです。
東向きや西向きの窓辺が適しています。
また、季節や気温によって、日光の強さや時間が変わるので、注意してください。
肥料が不適切な場合
シンビジウムに花芽が付かない理由の最後は、肥料が不適切な場合です。
シンビジウムは、肥料を与えると花芽が出やすくなります。
しかし、肥料が多すぎると葉が枯れて花芽が出にくくなります。
逆に、肥料が少なすぎると葉が弱って花芽が出にくくなります。
対策としては、肥料を適切に与えることです。
シンビジウムは、液体肥料を水やりの際に与えると良いです。
肥料の種類は、窒素、リン酸、カリウムの比率が1:1:1のものが適しています。
肥料の量は、肥料の説明書に従ってください。肥料の回数は、季節や気温によって変わりますが、一般的には夏は2~3週間に1回、冬は1~2ヶ月に1回程度が目安です。
肥料の際は、鉢の底から水が流れ出るまでたっぷりと与えてください。
シンビジウムに花芽を付けやすくする方法
以上のように、シンビジウムに花芽が付かない理由と対策を紹介しました。
シンビジウムに花芽を付けやすくする方法は、以下の通りです。
- 水やりは土の表面が乾いたらたっぷりと行う
- 温度は昼間は15~25℃、夜間は10~15℃に保つ
- 日光は直射日光を避けて、散光の当たる場所で育てる
- 肥料は液体肥料を水やりの際に与える
シンビジウムは、環境に合わせて育てると美しい花を咲かせてくれます。
シンビジウムに花芽が付かない理由と対策、そして花芽を付けやすくする方法を参考にして、シンビジウムのお世話を楽しんでください。
シンビジウムは冬に美しい花を咲かせる人気のランです。
しかし、シンビジウムの水やりは難しく、水切れや水やり過ぎで枯れてしまうこともあります。
シンビジウムの水切れの時のサインはどうやって見分けるのでしょうか?
また、水切れで枯れかけたシンビジウムを復活させる方法はあるのでしょうか?
シンビジウムの水切れの時のサインと水やりのコツ、そして復活させる方法を紹介します。
シンビジウムの水切れの時のサインとは?
シンビジウムは乾燥に弱い植物です。
水切れになると、以下のようなサインが現れます。
- 葉がしおれる:シンビジウムの葉は厚くてツヤがありますが、水切れになると葉がしおれてしまいます。葉の先端や縁が枯れて黄色くなることもあります。
- 偽球茎 (ぎきゅうけい)がしぼむ:シンビジウムの茎の基部にあるふくらみが 偽球茎 (ぎきゅうけい)です。これは水分や栄養を蓄える器官ですが、水切れになるとしぼんでしまいます。 偽球茎 (ぎきゅうけい)がしぼむと、花芽の形成や開花にも影響が出ます。
- 根が茶色くなる:シンビジウムの根は白くてふっくらしていますが、水切れになると根が茶色くなってしまいます。根が枯れると、水分や栄養の吸収ができなくなります。
シンビジウムの水やりのコツとは?
シンビジウムの水やりは、土の乾き具合によって調節するのがコツです。
一般的には、以下のような方法で水やりをします。
- 土が乾いたらたっぷりと水やりする:シンビジウムは土が乾いたらたっぷりと水やりをします。土の表面だけでなく、鉢の底まで水が行き渡るようにします。水やりの間隔は季節や気温によって変わりますが、夏は毎日、冬は2〜3日に1回程度が目安です。
- 受け皿に水をためない:シンビジウムは水やり過ぎにも弱い植物です。水やり過ぎると根腐れを起こしてしまいます。水やり後は受け皿に水がたまらないようにします。受け皿に水がたまっている場合は、すぐに捨ててください。
- 雨水を利用する:シンビジウムは雨水を好みます。雨水は水道水よりも軟水で、ミネラルや酸素が豊富です。雨の日は、シンビジウムを屋外に出して雨に当ててあげましょう。雨水をためておいて、晴れの日に水やりに使うのもおすすめです。
シンビジウムの水切れで枯れかけたら復活させる方法は?
シンビジウムが水切れで枯れかけたら、まずは水やりをしてあげましょう。
水やりだけでは復活しない場合は、以下のような方法を試してみましょう。
- 植え替える:シンビジウムの根が枯れてしまった場合は、植え替えることが必要です。植え替えるときは、枯れた根や pseudobulb をカットして、新しい用土に植えます。用土は軽石とパーライトを混ぜたものがおすすめです。植え替え後は、日陰で風通しのよい場所で管理します。
- 水ゴケを使う:シンビジウムの根が少なくなってしまった場合は、水ゴケを使って根を増やすことができます。水ゴケは水分や栄養を保持する力があります。水ゴケに水を含ませて、シンビジウムの根を包みます。そのままの状態で鉢に植えたら、しばらくは日陰で風通しのよい場所で管理します。
シンビジウムに花芽がつかない口コミ・実体験
私はシンビジウムが大好きで、毎年冬になると花屋さんで買ってきて、部屋に飾っています。
シンビジウムはとても華やかで、長く咲いてくれるので、癒されます。
でも、去年はなぜか花芽が付きませんでした。
どうしてだろうと思って、ネットで調べてみました。
すると、シンビジウムに花芽が付かない理由は、主に水やりや温度、日光、肥料などの環境要因によるものだということがわかりました。
私は、水やりは土が乾いたらたっぷりとやっていたし、温度も15~25℃の範囲に保っていたし、日光も直射日光を避けて散光の当たる窓辺に置いていたし、肥料も液体肥料を水やりの際に与えていたので、どこがいけなかったのかなと思いました。
そこで、もっと詳しく調べてみると、シンビジウムに花芽が付くためには、昼夜の温度差が大きいことが重要だということがわかりました。
シンビジウムは、夜間の温度が10℃以下になると、花芽を形成するホルモンが分泌されるそうです。
私は、冬でも暖房をつけていたので、夜間の温度が下がらなかったのかもしれません。
そこで、今年は花芽を付けるために、夜間は窓を少し開けて温度を下げるようにしました。
すると、なんと、先日、小さな花芽を見つけました!とても嬉しかったです。
これからは、花芽が大きくなるように、水やりや肥料にも気を付けていきたいと思います。
シンビジウムに花芽が付かないと悩んでいる方は、温度管理を見直してみてくださいね。
シンビジウムに花芽が付かない理由と対策は?水切れのサインとは?まとめ
シンビジウムは水やりが難しい植物ですが、水切れの時のサインを見逃さなければ、美しい花を咲かせることができます。
水切れになったら、水やりをしてあげたり、植え替えたり、水ゴケを使ったりして、復活させてあげましょう。
シンビジウムの水やりのコツを覚えて、長く楽しんでくださいね。