シクラメンの葉が枯れる原因と対処法は?葉が黄色くなる!しおれる原因も調査!
シクラメンは多年草の球根植物ですが、環境の変化などにデリケートな植物です。
秋から春にかけて花が咲くため、冬の花の少ない時期はうれしいですよね。
ギフトとして出回ることも多いシクラメンですが、育てるのに細やかなコツが必要なため、育てていて枯れてしまうことも。
シクラメンはうまく育てれば毎年花を咲かせてくれるので、シクラメンの葉が枯れる原因と対処法を知って、長持ちさせてみましょう。
今回は、シクラメンの葉が枯れる原因と対処法!葉が黄色くなる・しおれる原因についてご紹介します。
シクラメンの葉が枯れる原因は?
シクラメンの葉が枯れる原因は、日照不足・気温が合っていない(暑すぎる・寒すぎる)・水やり不足・肥料不足などです。
シクラメンは室内で育てている場合がほとんどのため、日照不足になることがあります。
寒い外に出すわけにもいかないため、多少は仕方ありません。
できるだけ日光に当てるようにするとよいでしょう。
気温が暑すぎる場合や、逆に寒すぎる場合も葉が枯れる原因となることがあります。
シクラメンに適した温度は15度前後。
20度以上では暑すぎて株がいたみ、枯れる原因となります。
特に日光が当たりすぎて暖かすぎる場所や、暖房の近くは控えましょう。
気温が10度以下にならないように注意!
また、夜に10度以下になると寒すぎて枯れてしまいます。
葉が枯れる原因として、水やり不足も考えれます。
葉がぱりっとして元気な時は水やりを控えても大丈夫ですが、葉がしなっとしていたり、土が乾いていたら水やりをしてくださいね。
肥料不足も葉が枯れる原因のひとつ。
1~2カ月ほどしたら鉢のなかの肥料がなくなるため、追肥しましょう。
シクラメンの葉が枯れる原因として考えられるものをいくつかお伝えしました。
葉が枯れる原因がわかったら、対処法を見ていきましょう!
シクラメンの葉が枯れる時の対処法
シクラメンの葉が枯れる時の対処法は、原因によって様々です。
原因がはっきりしている場合は、以下の対処法を参考にしてみてください。
日照不足の場合は、できるだけ日当たりの良い場所に置くことで復活します。
その際、暑すぎる場所は避けましょう。カーテン越しに日光が当たるような場所を選んでください。
また、急激な変化もシクラメンにとっては刺激が強すぎるので、暗いところからいきなり移動させるのは避けて、徐々に慣らすようにしてくださいね。
秋など葉が増えすぎる場合も、日陰になる部分は日照不足になりやすいので、葉組みという作業をおこなって葉に日光が当たりやすくなるようにします。
花を中央に寄せて、株の中央にある葉を外側の古い葉より下になるように移動させます。
葉が放射状になるように広げてください。
暑すぎる・寒すぎる場所もNG!
気温などの環境が合っていない場合は、15~20度になるような場所に移動させます。
暑すぎる・寒すぎる場所は避け、風通しの良い場所にしましょう。
肥料不足で葉が枯れる時の対処法としては、購入後1~2カ月ほどしたら鉢のなかの肥料がなくなるため、追肥しましょう。
枯れてしまった葉は、すぐに根元から取り除きましょう。
そのままにしておくと無駄に栄養を吸い取ってしまいます。
また、根元に枯れた葉が放置されていると蒸れの原因となり、カビがはえたり虫がつくことがあります。
そうなると株自体が弱ってしまうので、枯れた葉は取り除いてくださいね。
ハサミで茎を切るのは、病気が切り口から入ることもあるのでおすすめしません。
指で根元をつまんで軽く引っ張って取り除きましょう。
シクラメンの葉が黄色くなる原因は?
シクラメンの葉が黄色くなる原因として、日照不足や肥料不足が考えられます。
カーテン越しの日当たりの良い場所に移動させたり、追肥をおこなってくさい。
気温が高すぎても葉が黄色くなる原因となることがあります。
20度以上にならないように気をつけましょう。
シクラメンは暖かくなると休眠して夏越しする場合があります。
休眠前に葉が黄色くなるのは正常な状態!
休眠期に入る場合、葉が黄色くなります。
休眠は5月以降、気温が25度以上になったころ始まり、葉が黄色くなり葉の枚数が減ります。
休眠する場合は正常な状態なので心配ありません。
夏越しのために休眠させるか、させないか判断しましょう。
休眠させる場合は、6~8月の間いっさい水や肥料を与えないようにして日陰で管理します。
このようにシクラメンは暑くなると休眠するため、葉が黄色くなった場合は休眠する条件(5月以降・25度以上)に入ったかを確かめてから、原因を判断してみてくださいね。
シクラメンの葉がしおれるのは枯れるサイン?
シクラメンの葉がしおれるのを放っておくと、枯れてしまいます。
しかし、しおれた時の原因と対処法を知っておくことで、シクラメンが枯れてしまうのを防ぐことができます。
シクラメンの葉がしおれるのは枯れるサインといってもいいでしょう。
枯れる前に対処法をほどこすことで、しおれたシクラメンが元気に復活することもよくあるのです。
シクラメンの葉がしおれるのは、日照不足・環境が合っていない・環境の急激な変化・水やり不足などのサイン。
環境が適していない場合は元気がなくなってしまうので、すぐに日当たりや温度などの環境を整えてあげましょう。
水やり・肥料も要確認!
水やりや肥料についても、適した頻度でおこなうことでしおれるのを防ぐことができますが、しおれてきて元気がないように感じたら、水やりや肥料についても確認すると良いでしょう。
また、休眠期に入る条件(5月以降・気温25度以上)で黄色くなり枯れていく場合は、休眠しようとしている正常な状態のため、心配しなくても大丈夫です。
シクラメンの葉がしおれた時は、枯れるサインだと思って原因を確認しましょう。
そして原因に合った対処法を試してみてくださいね。
シクラメンの葉が枯れる原因と対処法は?葉が黄色くなる!しおれる原因も調査!まとめ
今回は、シクラメンの葉が枯れる原因と対処法!葉が黄色くなる・しおれる原因について紹介しました。
シクラメンの葉が枯れる原因は、日照不足・生育環境・水やり不足・肥料不足などです。
対処法は、カーテン越しの日当たりの良い場所で、暑すぎず寒すぎない場所に置いたり、適した水やりや追肥をおこなってくさい。
シクラメンの葉が黄色くなる原因は、5月以降25度以上であれば休眠期に入ることが考えられます。
休眠の条件として当てはまらない場合は、日照不足や温度管理に気をつけましょう。
シクラメンをうまく育てて、長持ちさせてみてくださいね!
シクラメンにつく白い虫は何でしょうか?気になりますよね。
次の記事でまとめましたので是非、ご覧ください。