サフランの花の咲かせ方!咲かない原因と球根の太らせ方も紹介!

サフランはアヤメ科の多年草で、クロッカスに似た紫色のきれいな花を咲かせます。花のめしべを乾燥させたものは香辛料や着色料として、パエリアやサフランライスなどの料理に使われます。

サフランは高価なハーブとして人気ですが、花の美しさから園芸用としても人気の植物となっています。

サフランは涼しくて水はけのよい場所を好むため、日本で花を咲かせたい場合は、育て方に注意が必要な植物といえます。そのぶん手をかけて育てることで、きれいな花を咲かせることができるでしょう。

今回の記事では、サフランの花の咲かせ方の時期と方法、花が咲かない原因と対処法、サフランの球根の太らせ方をご紹介します。

目次

サフランの花の咲かせ方!

秋になると花を咲かせるサフランですが、元気できれいな花の咲かせ方は、植えつけ時期と方法、高温多湿に気をつけるのがポイントです。

サフランの球根は7月頃から出まわっていますので、できるだけ大きいものを選びます。球根を8月に植えつけると10~12月に花が咲きます。

遅すぎると花が軟弱になってしまうので、8月下旬から9月上旬に植えつけましょう。

サフランは日当たりと水はけのよい場所に植えつけます。酸性土壌を嫌うので、植えつけ前に苦土石灰を混ぜておきましょう。

また、サフランは水はけのよい涼しい場所を好み高温多湿は苦手なので、暑い地域の花の咲かせ方として、鉢植えにするのもよい方法です。

サフランの植え付け方法

サフランを鉢植えで育てる場合は、5号鉢に5~6球、深さは球根1~2個分くらいで植えつけます。庭に植えつける場合は、10cmほど間隔を開け、深さは球根2~3個分くらいで植えつけます。

球根のとがっている方を上にして植えつけます。上手に植えつけることで、生育が良くなり花を咲かせることができます。

花の咲かせ方として、水やりは土が乾いてからたっぷりとします。鉢植えの場合は、土の中に指を入れて中まで乾燥しているのを確認してから水をあげるようにします。

涼しい地域なら夏でも植えっぱなしで育てることができますが、暑い地域では通常、掘り上げて夏越しさせます。秋に再度植えなおすことで、きれいな花を咲かせることができます。

サフランの花が咲かない原因は?

サフラン紫色の花弁がとてもきれいなサフランの花ですが、秋になっても咲かないことがあります。サフランの花が咲かない原因は、球根が小さいことが考えられます。

花が咲くために必要な栄養は、球根に蓄えられます。球根が小さく栄養が足りないと、花が咲かないことがあるのです。

サフランの花が咲かない原因として、植えつけの時期が遅れて球根が育たないことが挙げられます。球根は8月下旬から9月上旬に植えつけましょう。

植えつけ時の深さも重要です。鉢植えでは深さは球根1~2個分くらいで植えつけます。庭に植えつける場合は、深さは球根2~3個分くらいの深さにしましょう。

水や肥料の与えすぎがはNG!!

水や肥料のやりすぎもサフランの花が咲かない原因となることがあります。植えつけ後は水をたっぷりと与え、その後は乾燥ぎみに育ててください。

肥料の種類や割合も大切です。窒素肥料が多すぎると球根が軟弱になってしまいます。窒素肥料は少なめに、カリ分を多めにしましょう。

日当たりが悪い場合も球根がうまく育たず、花が咲かない原因となります。光合成がしっかりとできるように、日当たりには注意しましょう。

サフランを植えつける方角としては南向き、東向きが良いでしょう。また、葉が傷ついてしまった場合も光合成ができなくなるので、葉を傷つけないように注意しましょう。

サフランの花が咲かない時の対処法

サフラン丹精込めて育てたサフランが、きれいな花を咲かせてくれると嬉しいですよね。花が咲く時期までに十分に球根が大きくなればよいのですが、球根が小さい場合は花が咲かないことがあります。

次に、サフランの花が咲かない時の対処法をお伝えします。

まず、日当たりが悪い場合は、できるだけ日当たりの良い場所へ移動させます。

肥料をあげる際は、草木灰などのカリ分が多い肥料を与えます。それでも球根が小さく花が咲かない場合は、対処法として来年に向けて球根を育てるとよいでしょう。

冬越させて球根を太らせよう!

サフランは寒さに強いので、冬越しさせることができます。秋に咲かなかったサフランも、冬越しさせて春夏の生育期に球根を太らせることで、次の秋に花を咲かせることができるのです。

サフランを冬越しさせる場合は、霜で葉が痛まないように、日差しを確保しつつ霜よけ対策をします。春になると葉は枯れて球根だけになります。葉が黄色くなって枯れ始めたら球根を掘り上げましょう。

新しい球根ができている場合は、はがして分割します。球根は日陰の風通しの良い場所に保管し、8~9月に再度植えつけます。

こうして再度植えつけたら、次こそは花が咲くように、生育期に適切な肥料と日当たりを確保します。次の秋に向けて球根をしっかりと太らせることが、サフランの花が咲かない時の対処法となります。

サフランの球根の太らせ方

サフランサフランの球根を太らせることで、秋に花を咲かせることができます。球根が大きく成長して花つきが良くなると、1つの球根から数個の花を咲かせることもできますよ。

きれいな花を咲かせるために、サフランの球根の太らせ方をご紹介します。

サフランの球根の太らせ方として、植えつける場所に気をつけましょう。日当たりがよく、水はけのよい土に植えつけましょう。

8~9月に植えつけをおこない、水をたっぷりあげたら、その後は乾燥ぎみに育てます。夏の暑い時期に水をあげすぎると、土の中が蒸れてしまうからです。

夏の生育期には肥料を与えよう!

夏の生育期には適量の肥料を与えると、球根を大きく育てることができます。肥料は、カリ分を多く与えます。カリ分は草木灰に多く含みますので、ホームセンターで草木灰を購入してくるとよいでしょう。

葉を傷つけないようにすることも、球根の太らせ方として大切です。日当たりの良い場所でしっかりと光合成をさせて、球根に栄養を蓄えさせましょう。

脇芽を取り除いて分球しないようにするのもポイントです。サフランは、種を作らず球根が分かれることで増えます。

分球するとひとつひとつの球根が小さくなり、花が咲くための栄養が足りなくなることがあります。脇芽は球根から生えてくるので、見つけたら脇芽かきをするとよいでしょう。

まとめ

今回は、サフランの花の咲かせ方、咲かない原因と球根の太らせ方を紹介しました。

サフランは適切に育てることで、きれいな花を咲かせることができます。日当たりや水はけに注意しつつ、適した肥料をあげて球根を太らせることで、秋に元気な花を咲かせてくれるでしょう。

ハーブとして活用する場合は、花が咲いたらすぐにめしべを収穫して乾燥させます。めしべをキッチンペーパーなどではさんで乾燥させましょう。乾燥後は、密閉容器に入れて冷蔵庫で保管します。

花が咲くと庭が華やぎ、料理にも活用できるサフラン。ぜひ、サフランを育てて花を咲かせてみてくださいね。

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