サフランの花は食べることができる?使い方と花後の処理方法も紹介!

サフランはアヤメ科の植物で、クロッカスに似た紫色の花を咲かせます。花の美しさから園芸用として人気ですが、香辛料や着色料などの食用として長く栽培されてきました。サフランの花の使い方を知って、庭で育てたサフランを料理に使えると嬉しいですよね。

また、サフランは多年草なので、上手に育てることで翌年も花を咲かせることができます。花が咲いた次の年は花が咲かないこともあるサフランですが、花が咲いた後の処理や方法を知って早めに対策することで、翌年も花を咲かせることができるでしょう。

Ponny
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今回は、サフランの花は食べることができる?使い方と花後の処理方法、翌年もうまく咲かせる方法についてご紹介します。
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サフランの花は食べられる?

サフランの花は食べることができる?使い方と花後の処理方法も紹介!

丹精込めて育てたサフランが、花を咲かせると嬉しいですよね。サフランは香辛料として使用されることから、食用にすることができます。パエリアやサフランライスを黄色く着色したり、香ばしい独特の香りをつけるために使用されています。

サフランの花は食べられるかどうかが気になりますが、サフランを香辛料として利用する場合は、めしべを使用します

サフランのめしべは根元が白く、先は3本に分かれて伸びています。めしべの赤色の部分に香りと成分が集中しているので、めしべの赤色の部分を採取すれば良質な香辛料となります

花びらは食用には不向き?

花びらが薄くきれいなことから花全体を食べられる印象を受けてしまいますが、花びらの部分は食用には向かないようです。花びらは、食用以外の押し花・染料・入浴剤として使用するとよいでしょう。

サフランティーと呼ばれるサフランを使用したハーブティーを作る場合も、めしべを使用します。ハーブティーというと葉を使用する印象が強いですが、サフランの場合は、葉や花びらではなく、めしべを使ってくださいね。

花が咲いたら収穫して料理に利用できるサフランですが、花びらを間違って食べないように気をつけましょう。

サフランの花の使い方

サフランの花は食べることができる?使い方と花後の処理方法も紹介!

香辛料としてのサフランは、めしべを使用するため、その収量の低さから高価で貴重だと言われています。がんばって育てたサフランの花が咲いたら、そんなサフランの香辛料を料理にも使ってみたいですよね。ここでは、花びらの使い方についてお伝えします。

まず、サフランを収穫します。サフランの収穫は、花が咲いたらすぐにおこなうとよいでしょう。時間が経つと成分が抜けてしまうからです。花は朝に咲くので、毎朝確認しておくと、すぐに収穫することができます。

サフランの花を収穫した後は、花がしおれてしまう前に、花びらを外します。花びら2~3枚をはずしたら、めしべを根元のつながった部分から取りはずします。収穫したばかりのめしべは柔らかく傷つきやすいので、優しくキッチンペーパーの上に乗せてくださいね。

サフランのめしべの乾燥方法

サフランの花をその後も楽しみたい場合は、めしべの赤い部分のみハサミで切り落として乾燥させるとよいでしょう。

めしべは3日間ほど、直射日光の当たらない風通しの良いところで乾燥させます。サフランのめしべは糸状で軽いため、乾燥させるときは風に飛ばされないように気をつけましょう。キッチンペーパーなどで挟んで乾燥させるのもよいでしょう。

花びらは食用には向きませんが、めしべを収穫した後の花びらを利用して、押し花・染料・入浴剤として使用することもあるようです。

サフランの花後の処理

サフランの花は食べることができる?使い方と花後の処理方法も紹介!

サフランの花が咲き終わったら、その後のことも考えて、手入れすると安心です。

サフランの花後の処理として、花がら摘みをおこないましょう。花の根元をつまんで、花全体を引き抜きます。

11~12月頃に肥料をあげます。翌年に球根が軟弱になるのを防ぐことができます。肥料は多すぎるのもよくないです。特に、窒素分が多すぎないように注意します。

サフランは秋に花を咲かせますが、花が咲き終わった後は、葉だけになります。春~初夏になると葉は枯れて黄色くなります。葉が枯れたら徐々に水を控えていき、休眠させましょう

サフランの球根の掘り上げとその後の処理方法

その後、サフランの花後の処理として、球根の掘り上げをおこないます。梅雨になる前に球根を掘り上げ、日陰の風通しの良い場所で保管しましょう。

乾燥して枯れた葉は、取りのぞきます。脇芽が出ている場合も取りのぞきましょう。

球根を掘り上げた時に球根が分球して新しい球根が付いている場合は、はがして保管してくださいね。

こうして保管した球根は8~9月に再度植えつけることができます。生育期に栄養を蓄えると、秋になると再び花を咲かせてくれますよ。

サフランを来年も咲かせる方法

サフランの花は食べることができる?使い方と花後の処理方法も紹介!

サフランは多年草なので、球根を上手に管理することで、来年も花を咲かせることができます。

サフランの花を咲かせるためには、球根に栄養を蓄えておく必要があります。大きい球根を育てることで、来年も花を咲かせることができるでしょう。

サフランを来年も咲かせる方法として、まず、始めに植えつける時に、できるだけ大きい球根を選びます。そして、日当たりがよく水はけのよい土に植えつけます。

日光に当てることで光合成によって養分をつくることができます。光合成を十分にさせるために、葉を傷つけないようにすることも大切です。また、水はけの良い土は根を深く張らせることができるので、土から栄養を吸収しやすくなります。

夏の生育期には肥料をたっぷりと!

夏の生育期には肥料をあげるのも、来年も花を咲かせる方法として重要です。カリ分を多く含む草木灰を与え、窒素肥料は控えめにします。

9月頃から脇芽が出始めます。来年も花を咲かせる方法として、脇芽が生えてきたら、すぐに取りのぞきましょう。脇芽が出ると球根が分球して、ひとつひとつの球根が小さくなってしまいます。

球根が小さいと花が咲かない原因となってしまうので、脇芽を取り除いて分球をさせないことが、来年も花を咲かせる方法としてポイントとなります。

まとめ

今回は、サフランの花は食べることができる?使い方と花後の処理方法、翌年もうまく咲かせる方法についてご紹介しました。

サフランの花は、めしべを香辛料として食べることができ、花びらは食用としては使われません。めしべは赤い部分を乾燥させて使用します。

花が咲き終わったら、花がら摘みをおこない、梅雨になる前に球根を掘りげて乾燥させて保管します。分球しないように脇芽を取りのぞくことも大切です。

十分に太った球根を来年の夏に再度植えつけることで、秋に再び花を咲かせることができますよ。多年草のサフランを上手に育てて、ぜひ来年も花を咲かせてみてくださいね。

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