シャコバサボテンの赤い芽はそのままでもいい?芽摘みの方法も紹介!

カラフルで華やかな花が特徴の『シャコバサボテン』。デンマークでの改良品種である「デンマークカクタス」として販売されていることもあるので、そちらの呼び名でご存じの方もいらっしゃると思います。

シャコバサボテンは、暑さには強く、寒さに弱いのが特徴です。夏には風通しのよい屋外で栄養をたくわえられるようにして、冬には室内で美しい花を楽しむといった育て方がおすすめです。

摘み取った葉を挿し芽すると簡単に増やすことができるので、毎年お家の中を沢山のシャコバサボテンで彩ってみてはいかがでしょうか。

今回の記事では、シャコバサボテンを育てる中で出会うお悩みについてご紹介します!

目次

シャコバサボテンの赤い芽はそのままでもいい?

シャコバサボテン
シャコバサボテンは春、夏にしっかり日差しを受けて栄養を蓄え、9月中旬から10月下旬頃、日が短くなると冬の開花準備として花芽を作るようになります。

葉の先にかわいい赤い芽がちょこんと生えてくると、「花芽かな?」と思いがちですが、少し大きくなってくると形はギザギザ、新芽であることがわかります。一生懸命に芽吹いた新芽はとてもかわいらしく、愛おしくさえ感じます。

しかし、シャコバサボテンは成熟した茎にしか花を付けない性質があるため、この赤い芽をそのままにしておくと栄養が赤い芽(若い葉)に取られて開花が遅れたり、花付きが悪くなってしまうのです。

冬に立派なシャコバサボテンの花を咲かせるためには、この赤い芽を摘み取る「芽摘み」の作業を行ってあげましょう。(少しかわいそうではありますが・・・)

シャコバサボテンの赤い芽の芽摘みの方法

シャコバサボテン
赤い芽が見え始めたら、芽摘みを行いましょう。時期としては9月下旬から10月下旬頃が適しています。

シャコバサボテンの芽摘みは実はとっても簡単!ハサミ等の道具も使いません。摘みたい葉が接している茎の部分を片方の手でやさしくつまみ、葉を軽くひねるだけで簡単に摘むことができるんです。

夏が過ぎて涼しくなってきたら、シャコバサボテンの葉先をこまめにチェックして赤い芽を摘んであげましょう。

赤い芽だけでいいの?

花芽を付けるために赤い芽を摘むのはもちろんですが、成熟した茎であっても長さを揃えるために芽摘みしてもOKです。短めに摘んで花を丸くまとめるもよし、下に垂らして自然に咲かせるもよし、お好みで調整してください。

また、夏の強い日差しで傷んでしまった葉や、虫に食べられた葉があると見た目も悪くなってしまいますので、こちらも摘むのも忘れずに。

このように強く成熟した茎葉を残してあげることで、シャコバサボテンのきれいな花をより楽しめるようになりますよ!

芽摘みのポイントをまとめると・・・

  • 涼しくなってきた9月下旬から作業を始める。
  • 赤い芽、傷んだ葉や虫に食べられた葉を摘んであげる。
  • 開花時をイメージしながら全体を整える。

花芽が付くのをイメージしながら、楽しんで芽摘みをしてあげましょう!

シャコバサボテンの花を沢山咲かせる方法

シャコバサボテン
せっかく春夏に株を大きく育て、芽摘みをしてシャコバサボテンの開花を楽しみにしていたのに、花芽が付かない、または花芽が落ちてしまったことはありませんか?実はシャコバサボテンを沢山咲かせる方法は他にもあるんです!

その「咲かせる方法」とは、シャコバサボテンの短日処理をしてあげることです。この「短日処理」とは、短日植物であるシャコバサボテンの特徴に合わせて、日当たりの管理をしてあげることをいいます。

 

日当たりの管理がポイント

「短日植物」というのは、夏至から冬至にかけて徐々に昼の時間が短くなる頃に花をつける植物のことを指します。シャコバサボテン以外にも、コスモスやポインセチアもこの仲間で、日の光が減ったこと(暗い時間が増えたこと)を葉が感じ取ることで、花を咲かせる特徴があるんです。

このような理由から、シャコバサボテンの花を沢山咲かせる方法として、ぜひ日当たりの見直しをおすすめします!

具体的には、秋に室内に移動した際、その場所の明かりにも反応してしまうため、疑似的に夜の環境を作ってあげましょう。遅い時間まで明るい部屋で育てている場合には、花芽を付ける秋以降、外が暗くなる時間には段ボールを被せる等してしっかりと遮光をしてあげて下さいね。こうすることで、シャコバサボテンは「そろそろ花芽を付けなくては!」と準備に入ってくれますよ。

また、この時期に鉢を動かすことも大きなストレスとなり花芽が落ちる原因となりますので、控えましょう。

シャコバサボテンを綺麗に咲かせるための肥料の与え方

シャコバサボテン
シャコバサボテンは春に生育をはじめるので、春から梅雨の時期までは花茎を成熟させるために肥料をあげて下さい。

肥料は市販されているシャコバサボテン専用のものや、サボテン、多肉植物用、または一般的な花用のもので大丈夫です。与え方は4月から緩効性(ゆっくり穏やかな効き目)の固形肥料を月1回、根に直接当たらないよう鉢のフチに与えましょう。液体肥料(即効性がある)は説明通りに水でうすめ、2週間に1回ずつ、鉢の底から水が流れ出るまで与えましょう。

梅雨明けの7月頃からは肥料をあげるのをやめ、花芽が作られる9月頃には肥料が切れている状態を作ります。

また、シャコバサボテンを新しく購入したり、挿し芽で育て始める場合には、市販のシャコバサボテンの専用培養土を使用するのが便利です。この場合は、あらかじめ元肥として肥料が配合されているので、肥料過多にならないよう、与え方には注意が必要です。

梅雨明け頃に肥料をあげるのをやめるのは、肥料を長く、多くあげ続けてしまうと葉ばかりが育ってしまい、先ほどの未成熟な赤い芽が沢山できてしまうからです。成熟した花茎を多く育て、沢山のきれいな花を沢山咲かせるために、ぜひこの肥料の与え方を参考にしてくださいね。

まとめ

今回はシャコバサボテンの赤い芽はそのままでもいい?芽摘みの方法も紹介してきました。

シャコバサボテンはお手入れをしてあげた分だけ、冬に沢山の美しく華やかな花でお返しをしてくれます。

ただ、多年草なので長くお付き合いしていると、根元が木のように固くなって(木質化)しまったり、お手入れに悩むこともありますよね。でも木質化してもまだ大丈夫!シャコバサボテンの寿命は20年~30年とも言われており、根腐れや病気でなければ植え替えをして、先ほどの芽摘みや肥料を与え、日当たりを管理してあげることでまた花を咲かせてくれることも多いんですよ。

芽摘みした葉を挿し芽することで簡単に増やせますので、ぜひお手入れを楽しんで、冬にはシャコバサボテンの花で癒されてくださいね。

目次
閉じる