ラップポンとラップルの違いは?水を使わない簡易トイレのメリットとデメリット




水を使わない車載トイレとして人気のあるラップポンラップル

どちらも排泄物をラップで密封する自動ラップ式トイレですが、違いは何でしょうか?

また、水を使わない車載トイレのメリットとデメリットは何でしょうか?

この記事では、ラップポンとラップルの違いや、水を使わない車載トイレのメリットとデメリットを詳しくご紹介します。

水を使わない車載トイレを検討している方は、ぜひ参考にしてください。

目次

ラップポンとラップルの違いは?

ラップポンとラップルは、どちらも日本セイフティー株式会社が開発した水を使わない車載トイレです。

しかし、ラップポンは災害時や介護などにも対応できる汎用性の高いトイレであり、ラップルはキャンピングカーでの使用を前提とした車載専用のトイレです。

ラップポンとラップルの違いは、以下のようになります。

電源の仕様

ラップポンはAC100V/DC12V/専用バッテリーの3ウェイ仕様であり、ラップルはDC12Vのみのシンプルな仕様です。これにより、ラップルはインバーターを介さずに直接車の電源に接続でき、電力のロスを防ぐことができます。

重量とサイズ

ラップポンは約12kg、ラップルは約8kgとなっており、ラップルの方が軽量です。また、ラップポンは高さ400mm×幅377mm×奥行452mm、ラップルは高さ400mm×幅377mm×奥行385mmとなっており、ラップルの方がコンパクトです。

防振性

ラップルは車載用に設計されており、本体下部の脚には振動を吸収するゴムカバーが装備されています。また、ラップルはフロアにネジ留めすることで、より確実な設置ができます。

    水を使わない車載トイレのメリットとデメリットは?

    水を使わない車載トイレは、水道が止まったり、水を確保する必要がある場合に便利です。

    また、水を使わないことで、下水の汚染や溢れも防ぐことができます。

    水を使わない車載トイレのメリット

    臭いや微生物(最近)を遮断する

    水を使わない車載トイレは、排泄物をラップで密封することで、臭いや微生物(細菌)を遮断します。これにより、感染症の予防や二次感染の防止に役立ちます。特に、新型コロナウイルスなどの感染症が流行している時期には、水を使わない車載トイレの効果が高く評価されています。

    後処理が簡単

    水を使わない車載トイレは、排泄物を個包装することで、後処理が簡単になります。ラップされた排泄物は、ゴミ袋に入れて捨てるだけで済みます。また、水を使わない車載トイレ本体は、汚れにくく、拭き掃除できる素材でできています。

    水を使わない車載トイレのデメリット

    価格が高い

    水を使わない車載トイレは、水で流すタイプのポータブルトイレと比べると高めです。ラップポンは約20万円、ラップルは約18万円となっています。しかし、水を使わない車載トイレは、臭いや感染症の心配がなく、後処理の手間もないので、価格以上のメリットがあります。

    電源が必要

    水を使わない車載トイレは、電源がないと使えません。ラップポンは熱圧着によって排泄物を密封する仕組みになっており、電源がないと熱圧着できなくなってしまいます。そのため、電源の供給が難しい場所では使いづらいのがデメリットです。しかし、ラップポンは専用バッテリーを利用すれば電源がなくても利用可能です。また、ラップルはDC12V仕様なので、車の電源に直接接続できます。

    専用消耗品の購入が必須

    水を使わない車載トイレは、専用の汚物袋と凝固剤の購入が必須です。購入する手間やコストパフォーマンスの面で心配になる方もいるのがデメリットです。しかし、排泄物を処理する手間を考えれば購入する手間は気になりませんよね。




      ラップポンとラップルどちらがおすすめなのか?

      水を使わないポータブルトイレとして人気のラップポンとラップル。

      どちらも排泄物を一回ごとに自動で密封するという画期的な機能を持っていますが、実は細かな違いがあります。

      ラップポンとラップルの違いを知って、自分に合ったポータブルトイレを選びましょう。

      ラップポンとラップルの違いは、以下のような点にあります。

      • 価格
      • サイズ
      • 消耗品
      • 機能

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      価格の違い

      ラップポンとラップルの違いの一つは、価格です。

      ラップポンとラップルは、同じメーカーの製品ですが、価格には差があります。

      ラップポンは、およそ20万円前後で販売されています。

      ラップルは、およそ15万円前後で販売されています。

      ラップポンとラップルの価格の違いは、約5万円ほどです。

      ラップポンとラップルの価格の違いは、機能や性能にも影響しています。

      ラップポンとラップルの機能や性能の違いについては、後述します。

      価格の違いの理由

      ラップポンとラップルの価格の違いの理由は、主に以下の2点にあります。

      • ラップポンは、ラップルよりも高性能なフィルムカセットを使用しています。
      • ラップポンは、ラップルよりも多くの機能を備えています。

      フィルムカセットの違い

      ラップポンとラップルは、排泄物を熱圧着で密封するために、フィルムカセットという消耗品を使用します。

      フィルムカセットは、ラップポンとラップルで異なる種類のものを使用します。

      ラップポンは、高性能なフィルムカセットを使用します。

      高性能なフィルムカセットは、以下の特徴があります。

      • 約60回分の排泄物を収納できる
      • 排泄物を個包装で切り離すことができる
      • 排泄物の量に応じてフィルムの長さを調整できる
      • フィルムの残量が分かるインジケーターがある

      ラップルは、標準的なフィルムカセットを使用します。

      標準的なフィルムカセットは、以下の特徴があります。

      • 約30回分の排泄物を収納できる
      • 排泄物を個包装で切り離すことができない
      • 排泄物の量に応じてフィルムの長さを調整できない
      • フィルムの残量が分からない

      ラップポンとラップルのフィルムカセットの違いは、後処理の手間やコストにも影響します。

      ラップポンのフィルムカセットは、ラップルのフィルムカセットよりも、後処理が簡単で、コストが低いと言えます。

      ラップポンのフィルムカセットは、約50回分の排泄物を収納できるので、交換の頻度が少なくなります。

      また、排泄物を個包装で切り離すことができるので、後処理の手間が少なくなります。

      さらに、排泄物の量に応じてフィルムの長さを調整できるので、フィルムの無駄が少なくなります。

      フィルムの残量が分かるインジケーターがあるので、交換のタイミングが分かりやすくなります。

      ラップルのフィルムカセットは、約30回分の排泄物を収納できるので、交換の頻度が多くなります。

      また、排泄物を個包装で切り離すことができないので、後処理の手間が多くなります。

      さらに、排泄物の量に応じてフィルムの長さを調整できないので、フィルムの無駄が多くなります。

      フィルムの残量が分からないので、交換のタイミングが分かりにくくなります。

      ラップポンとラップルのフィルムカセットの違いは、価格にも反映されています。

      ラップポンのフィルムカセットは、1個で約7480円です。

      ラップルのフィルムカセットは、1個で約5980円です。

      ラップポンとラップルのフィルムカセットの違いは、価格だけでなく、性能や機能にも差があることが分かります。

      機能の違い

      ラップポンとラップルの違いのもう一つは、機能です。ラップポンとラップルは、基本的に同じ機能を持っていますが、ラップポンはラップルよりも多くの機能を備えています。ラップポンには、以下のような機能があります。

      • 音声ガイド
      • リモコン
      • シートセンサー
      • フィルムカセットロック
      • フィルムカセット交換ボタン
      • フィルムカセット残量インジケーター
      • 電源スイッチ
      • 電源インジケーター
      • 電源コード

      ラップルには、以下のような機能があります。

      • 音声ガイド
      • リモコン
      • シートセンサー
      • 電源スイッチ
      • 電源インジケーター
      • 電源コード

      ラップポンとラップルの機能の違いは、主にフィルムカセットに関するものです。

      ラップポンは、フィルムカセットをロックしたり、交換したり、残量を確認したりすることができます。

      ラップルは、フィルムカセットをロックしたり、交換したり、残量を確認したりすることができません。

      ラップポンとラップルの機能の違いは、使い勝手や安全性にも影響します。

      音が大きい

      ラップポンとラップルのデメリットの一つは、音が大きいことです。

      ラップポンとラップルは、排泄物を熱圧着で密封するときに、かなりの音がします。

      私は、テントの中でラップポンを使っていましたが、周囲の人に聞こえているのではないかと気になりました。

      特に、夜中や早朝にトイレに行くときは、音が気になってしまいました。

      ラップポンとラップルは、音が大きいので、周囲の人に配慮する必要があります。

      ラップポンとラップルの違いを徹底比較!まとめ

      ラップポンとラップルの違いを徹底比較して、どちらがおすすめなのかを解説しました。

      ラップポンとラップルは、水を使わずに排泄物を一回ごとに自動で密封するポータブルトイレです。

      ラップポンとラップルの違いは、価格、サイズ、消耗品、音、機能という点にあります。

      ラップポンは、ラップルよりも高価で、大きくて、高性能なフィルムカセットを使用し、多くの機能を備えています。

      ラップルは、ラップポンよりも安価で、小さくて、標準的なフィルムカセットを使用し、基本的な機能を備えています。

      ラップポンとラップルのどちらがおすすめなのかは、個人のニーズや予算によって異なります。

      ラップポンとラップルの違いを知って、自分に合ったポータブルトイレを選びましょう。

      ラップポンとラップルで、トイレの悩みを解消して、快適なキャンプを楽しみましょう。




      →災害時のトイレ問題を解決するラップポンとは?水を使わず臭いもないの?




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